レザー仕立ての縫わないカメラバッグ
2015年 11月 07日
久しぶりに新しいカメラ(Nikon1 J5)を買ったので、カメラの大きさに合わせて縫わないカメラバッグを作ってみました。
カメラが小さいのでバッグも小さめです。
新しいカメラで写真を撮っているので、カメラは写っていませんが。
本体は縫わないポーチと同じ感じの作り方なので、今までのカメラバッグより手順が大分減りました。
蓋も本革1枚で作っているので、裏側に生地を貼る必要がなくて作りやすいです。
ひねり金具で開け閉めは、すばやく確実に締められるの便利で安心です。
蓋を開けるとこのような感じになっています。
ふわっとしたウールガーゼの生地なので、外側と内側に同じ生地を使いました。
シール接着芯は、1mmの厚手のものでしっかりと作っています。
どちらもミラーレスカメラですが、重さと大きさが約3分の2になり、手に持った感じはびっくりするくらい軽い印象です。
今回、久しぶりにカメラを買う気になったのは、どうしても軽いカメラがほしかったから。
先月、私の不注意から自転車で転んでしまい、右手首を骨折してしまいました。
あまりの痛さにすぐに病院に行ったら、複雑骨折でギプス6週間、リハビリを入れて全治3ヶ月と言われました。
しばらくレッスンもお休みさせていただいて、皆様にご迷惑をかけてしまいました。本当に申し訳ありません。
「自転車で転んでもっと深刻なけがになることもあるのだから、手首の骨折ですんで不幸中の幸いでした。」と慰めてくださった方もいらっしゃいました。
確かに転んだ時に頭も打った感覚があったけれど、簡易ヘルメットをかぶっていたのでどうにか大丈夫でした。
骨折した手首はギプスでしばらく固定ですが、指先や腕などは良く動かしていないとギプスが取れた時に動かなくなってしまうと病院で言われました。
それで、毎日ラジオ体操して腕を回したり、指先もなるべく動かすようにしています。
最初の頃は、右手がぱんぱんに腫れて痛みでまったく動かせませんでしたが、日々1日ごとに回復してきて、だんだんと使えるようになりました。
ただ、やっぱりまだ力は入らないので、軽いものを持ったり、薄いものをはさみで切ったりというのはできるようになりましたが、カッターは力がいるので使えない状態です。
それで、今回の縫わないカメラバッグは、すべてはさみで接着芯や生地や革を切って作りました。カシメ留めや穴あけなどの力がいることは左手で。底板もボール紙は使わずに1mmの厚めの接着芯を使いましたが、なかなかいい仕上がりになりました。
手首のギプスはまだとれませんが、一通りの作業はできるようになったことを確認したので、ようやくレッスンを再開することにしました。
ご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いします。