前回のブログ記事で書きました交通事故のことで、皆様にご心配いただき、ありがとうございます。
娘と私のけがは軽傷の打撲と書きましたが、レントゲンで骨には異常がなく、電気をかける治療などで数日間病院に通い、今は普通に日常生活が送れるくらいに回復しています。
前回のブログ記事、交通事故で愛車を失った話の続きです。
ミラジーノがレッカー移動されている修理工場に、車の中に残っている荷物を引き取りに行きました。
追突事故で大ケガをして悲惨な姿になっているミラジーノと最後のお別れの時。
修理工場にはミラジーノが色々並んでいたけれど、やっぱりうちの子が愛おしい。
保険会社が保証してくれる車の時価額よりも修理代の方が高額ということで、全損の廃車になったのでした。
ぶつけられただけなのに、車の年式が古くて走行距離も11000キロ以上だからすごく低い時価額で、修理することも車を買い替えることもできない泣き寝入りって、どうして世の中はそんな仕組みになっているのか。
追突事故は、ぶつけられ損とよく言われるそうだけど、本当にその通り。
帰り道、相手方の保険会社が用意してくれているレンタカーを運転しながら、ミラジーノがいなくなることを考えると悲しくて涙が止まらない。
そこでふと、私はある決意をしたのでした。
「修理代の差額の35万円を自腹で払ってミラジーノを修理しよう。」と。
早速修理工場にメールを打つ。
「先程は、ありがとうございました。
ミラジーノを見たらなんだか悲しくなってしまって、修理して乗り続ける可能性はどうなんだろうと思い始めてしまいました。」
すぐに詳しい返信を下さり、最後に
「まだ迷われる様でしたら一旦、保険会社にその旨保留にして貰って下さい。」
とのことで、保険会社に保留の連絡を入れる。
担当の方が席をはずしているそうで、受付の方に伝言として話しました。
「今日、修理工場に荷物を取りに行き、車を見たら悲しくなってしまい、修理にするか廃車にするか、まだ保留にして下さい。」
この一文を話している時、後半はほとんど涙声になってしまいました。
その後、担当の方から、「修理することにされたそうですね。」と電話があり、私は、「まだ保留ということで伝えてもらいました。
もし、修理するとしたら、今後の流れとしてはどのようになりますか?」
保険会社さんは、「修理の場合は、車の時価額プラス50万円の修理代が保険から出ますので、全額修理代がかかりません。」
私は内心、「はっ? そういうことなら早く言ってよー 」
保険の仕組みはややこしくて、どうにもよくわからないです。
色々調べてみたところ、
一般には、保険会社が査定した車の時価額以上の保証は出ないので、修理代の方が高額の場合は、被害者の泣き寝入りになるようです。
しかし、相手方の保険に、「車の時価額より修理代の方が高い場合、例えば50万円までは修理代を支払う」という特約が付いていることもあり、今回はもしかしたらそのケースだったのかもしれないです。
という訳のわからない展開の後、ミラジーノは5月末まで修理入院して、戻ってきてくれることになりました。