カルトナージュのトレーボックスは、蓋のサイズが本体の箱よりひと回り小さくなっていて、蓋を閉めると周囲に額縁のように箱の色が見えるのが特徴です。
蓋を開けると、どちらもトレーとしても使えるようになっています。
ずいぶん昔に考えて、当時、たくさんの方が作って下さいましたが、最近、久しぶりにこのトレーボックスを選んで作られる方が少しずつ増えてきました。
ゴム付きベルト用の革が薄手の柔らかいものが向いているのですが、今回、生徒さんがちょうどご持参された真田紐を使って作られたら、かわいくてぴったりでした。
写真の背景に置いているのは、薄い革ベルトで作っていた私の見本です。
蓋の生地は、2つともフィンランドのカウニステです。
北欧生地と日本の伝統の真田紐の組み合わせもぴったりで、とてもすてきでした。