Bag without kneedle work & Cartonnage


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CP+ カメラ&フォトイメージングショーへ

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カメラと写真の国内最大のイベント、CP+ カメラ&フォトイメージングショーに行きました。

昨年までは東京ビックサイトで行われていたPIEが、今年からは名前が変わり、会場もパシフィコ横浜に。
各カメラメーカーの新機種紹介や有名写真家のトークショーが魅力です。
私は最終日の日曜日に行きましたが、スケジュールの都合で、滞在時間が約3時間と限られていたのでトークショーを中心に回りました。

フォトクラフト作家miwaさんの雑貨フォト的かわいい写真の撮り方(コンパクトカメラ編・一眼レフ編)、それから山の写真家 野川かさねさん のトークショーを聞きました。
どちらも心に残る本当にいいお話が聞けて、行ったかいがありました。

miwaさんは普段は写真の撮り方は教えていらっしゃらないそうなので、今回は貴重な機会でした。
コンパクトデジカメでこんなにかわいい写真が撮れるなんてと感心したり、それから、久しぶりにmiwaさんのフォト雑貨作品の実物を拝見して、そのかわいらしいデザインセンスや発想にただただ感激でした。(今日のブログの写真はmiwaさんの作品展示です。)

miwaさんに初めてお会いしたのは、一昨年のPIEの時に同じブースでお互いワークショップ出演の機会があった時。
それから昨年のLiving Room Cafe写真のグループ展にいらして下さって、そして今回でお会いするのは3回めだったのですが「イベントの時以外でもお会いできる機会があるといいですね。」と言って下さって、とっても嬉しくなったのでした。

(私も今年、CP+のブースでの出演のお話をいただきましたが、日程が合わなくて見送りになってしまいました。)

野川かさねさんは写真集「山と鹿 DEER MOUNTAIN」のお話を中心に山への想いを熱く語られ、心が洗われるような気がしました。

それから後半は自分流写真の撮り方のお話。
印象的だったのは、「適正露出というのはない」ということ。
写真が明る過ぎたり暗過ぎたりしても、それが自分の好みの写真であればいいので、適正ということにとらわれない。

それから、山に行く時、レンズは50ミリ単焦点1本しか持っていかない。自分に合うレンズだと思っているから、広い画角で撮れなくても、そういうものと割り切って撮る。
野川さんはフィルムカメラですが、このレンズはデジタルカメラでは35ミリ単焦点に相当するレンズ。
私もズームレンズは使わずにこのレンズでいつも撮っていますが、miwaさんもかわいい写真の撮り方で同じレンズ一本で撮られているとおっしゃっていて、風景も雑貨も料理も、やはり単焦点レンズが大事ですね。

それから、やはり50ミリ単焦点レンズで美しいお花の写真を撮られる今道しげみさん の展示をEPSONのブースで見ました。先生ご自身が塗られた木のボードに生徒さんのポストカードが飾られている展示方法もすごくすてきで、手作りフォトブックもさすがのセンスでした。

本当はもっとゆっくりブースごとに見たかったのですが、時間切れで残念。
来年も同じ会場での開催が決まっているようなので、次回はもっと時間をとって写真家の方々の生のお話もたくさん聞きたいなと思いました。
by toko-livicafe | 2010-03-16 08:46 | 写真