縫わないバッグを教えたい方々へ
2016年 09月 12日
最初に縫わないバッグを考案したのは、2011年5月のことでした。
それ以来、アトリエでレッスンしたり、このブログで様々な種類の縫わないバッグや小物を発表し続けて来ました。
こちらのブログとホームページをご覧くださった出版社の編集者の方からメールをいただき、「縫わないバッグと小物の本」を2冊出版させていただく機会にも恵まれました。
10数年前からカルトナージュ教室を始めたアトリエには、全国から毎月 約100名の生徒さんが通って下さり、本当にたくさんの方々にカルトナージュや縫わないバッグを教えさせていただきました。
アトリエを続けてこれたことは、生徒さんや応援して下さっている皆さまのおかげと、心から感謝しています。
初期の頃から長く続けて下さっている生徒さんも多く、皆さんかなりの腕前になられていると思います。
時々、「教室でディプロマを取れませんか。」と言うご質問をいただくことがあります。
私自身は、教室を自由に運営していきたかったので、敢えてどこにも所属しないで1人でやってきました。
そのため、ディプロマを作ることは私の主義とは違うところになりますので、今後も作ることは今のところ考えていません。
縫わないバッグを長年習いにいらして下さり、ご自身でも教えてみたいという方に、1つだけお願いがあります。
「両面テープとカシメ金具で作る縫わないバッグ」の出典は明らかにしてほしいのです。
そうでないと、私自身、傷つきますし、やるせない気持ちになります。
私も初期の頃からさまざまな失敗も経験したことから学んだことでもあります。
今までも、私の知らないところで縫わないバッグやキャンドルティッシュボックスが教えられているというお話が、自然と耳に入ってきましたが、私が方針を明らかにしてこなかったことも原因なのではと思うようになりました。
縫わないバッグやこちらのオリジナル作品を教えられる時は、「Living Room Cafeの縫わないバッグ」、あるいは「Living Room Cafeのレシピから」と必ず明記していただけたらと思いますので、よろしくお願いします。
*関連記事:

「鎌倉スワニーの生地で作る 縫わないバッグと小物」
両面テープとカシメ金具で作る布バッグ 河出書房新社刊
デザイン・製作 Toko
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針と糸なしでできる「縫わないバッグと小物」の本 河出書房新社刊
著者 Toko
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