Bag without kneedle work & Cartonnage


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コメントの返信です。

昨日のブログのコメントに、カルトナージュ通信講座の値段についてのご質問がありましたので、コメント欄に返信を書いていたら、文章が長すぎて送信できなかったので、こちらに書かせていただきますね。

詳しい事情は、HPの通信講座のページの一番下「通信講座の内容変更について」で書きましたので、読んでみてください。
昨年、初めて通信講座をやってみて、いかに準備に膨大な時間がかかるのものかを知りました。自宅でのレッスンの数百倍の時間をこのための準備に当てることになりました。キット作り、発送、テキスト製作。
それで、私は普通の生活ができなくなり、今回は、キット作りと発送、経理などを外のお店にお金を払ってお願いして何とか再開することができました。
昨年に一時やっていた通信講座のお値段は、私も状況がよく分からなくて設定したものですが、アルバイトの方もお願いしたりして、もし私が働いた時間を時給に計算したならば、完全なボランティアという結果でした。
これだけ生活や私の時間をすべて費やしてやっても、ボランティアというのはやはり、カルトナージュの楽しみを広めたいという気持ちがあっても、あまりに苦労が大きかったから、正直疲れてしまいました。

テキストは、他の種類も増やしてほしいというご要望のメールも色々いただいているので、これからも新しいテキスト作りも続けていくことになると思います。

私は、以前、カルトナージュを習っていた時に、先生の作られるキットのお値段を、事情を知らなかったのでやはり実際の材料費にくらべると高いように思ったことがありました。
でも、自分で実際にカルトナージュ教室をやってみる立場になってみて、それがよくわかりました。つまり、材料費よりもそれを準備することがいかに大変なことで、その人件費の大切さです。

教室で材料を分けていただく時も、私が生徒だった時は、あのお店であのお値段で売っている材料が、教室だとどうしてそういう値段になるのだろうと思っていた時もありました。でも、実際にやってみると、注文してカット代や送料を払って取り寄せ、置き場所も必要だし、また、材料が余ったりするロスも大きいので、それを売っているお店と同じ値段でお譲りするのは大変なことなのです。だから、私は教室では、初めての方にはこちらの材料を使っていただきますが、2回目からは、材料の購入場所をお教えして、なるべくご自分で材料をそろえられて、キットを作ってきていただくことをお願いしています。

でも、もし大量生産にすれば、お値段も安くなるのではないかと思います。
私の場合は、個人でやっているので一度にそんなにたくさんの在庫を抱えることもできないし、テキストも1からすべて私1人で手作りでやっているので時間がすごくかかるのだと思います。
だから、ご自分で材料をお買いになって作られると、そんなに材料費はかからないと思うので、工夫されてやってみてくださいね。
by Toko-livicafe | 2006-01-31 09:24