
輪行バックをリメイク
3年前に折りたたみ自転車FIAT AL-FDB 140(現在はRENAULTから同じ種類のものが出ています。)を買った時、持ち運ぶ輪行バッグとして最初に用意したのが、キャプテンスタッグのアウトドア用バッグでした。ネットで調べると、私の折りたたみ自転車がちょうど入るサイズのようで、同じ自転車を使っている方々のおすすめバッグでした。
厚手のしっかりした生地でできていて、デザインも気に入っています。ただ、バッグに蓋がついていないので、同じ色のナイロン生地とファスナーを強力両面テープで貼ってつけて自分でリメイクしました。
自転車を鉄道にのせるには、自転車本体が完全にバッグの中に収納されている必要があるという規則があるからです。私の場合は、サドルの高さを決めるシートポストの長さがもう少し長い方がいつものポジションが保てるので、家の近所の自転車屋さんでワンサイズ長いシートポストに交換したので、バッグの高さよりもサドルが少し高くなるので、蓋はやはり必要でした。
それから、バッグの底に車輪をつけて運べるようにしたかったので、ホームセンターでベニヤ板をバッグの底の大きさに2枚カットしてもらい、バッグの内底と外底に貼り、車輪を4つネジで留めてリメイクしました。
私の自転車は、折りたたみ自転車の中でもかなり軽量な8.5kgでしたが、それでも私にとっては重くて車輪なしでは運べないので、このバッグは大活躍しました。
このバッグに自転車を入れて新幹線や飛行機にのせたり、宅急便で送ることもありましたが、丈夫で運びやすくてよかったです。 飛行機にのせる時は、底の車輪があるので、念のため市販の薄いナイロンの輪行バッグの中にバッグごと入れていました。
軽い折りたたみ自転車で輪行可能に
折りたたみ自転車FIAT AL-FDB 140(現在のRENAULT)は、30秒もあれば組み立てたりたたんだりできるので、輪行するハードルが低くなりました。

最初は、10.8kgのクロスバイクを持っていたので、自転車ショップの輪行講座に参加して、自転車の解体と組み立てを習いました。しかし、それは私にとっては大変で、クロスバイクは分解しても大きく重くて、とても持ち歩けないと思いました。それで折りたたみ自転車を買い、ようやく輪行が現実的なものになりました。自転車の2kgの重さの違いは、本当に大きかったです。
小さい自転車だからこそできる荷物の積み方
この折りたたみ自転車は14インチの小さなタイヤの自転車でハンドルとタイヤの間が広いので、こんなふうに重いリュックもハンドルにかけて運べるところも便利でした。

リメイクした輪行バッグは、車輪をつけるために底にベニヤ板を入れているのでたたむとどうしてもかさばりましたが、写真のようにハンドルから前輪の間に太めのカラーゴムでとめてなんとか全てを運んで自走できました。
上の写真のリュックの中には3日分の荷物をコンパクトに詰めて、少ない荷物で旅をすることも覚えました。
海外に行く時は、もっと大きなリュックをハンドルに下げて運びましたが、この小さな自転車でも問題なく走れてとても丈夫でした。
続きます。