
月に2週間、浜名湖の湖畔の家で過ごすようになってから、空の観察に興味を持つようになりました。
南向きの家のテラスからは、左側に朝日、右側に夕陽を見ることができます。
夕陽は、沈む瞬間もきれいだけれど、それ以上に空が美しく見えるのは、沈んでからしばらく経ってからの薄明の時間。
今日の写真も、日没後15分くらい経ってからの空です。
浜名湖の上にかわいらしいピンク色の雲が現れました。
それはほんの5分間くらいの短い時間の光景で、いつのまにか空が暗くなっていき、ピンク色の雲も消えて見えなくなりました。
日没後に空の色が美しく見える日と、そのまま何も変わらずに暗くなっていく日があります。
夕焼けが美しく見えるのは、雨上がりで雲の切れ目が西の空にある時と言われています。
確かに、その通りに雨上がりに美しく空が色づいた時もあります。
しかし別の日に、昼間に雨が降って夕方雨が止み、雲の切れ目が西の空に現れた時がありました。今日はきっと空が焼けるはずと思って日没後、期待して待っていたら、何ごともなかったかのように空の色は変わらないまま暗くなってしまうこともありました。
地球の自然は、奥が深いです。