
革の蓋つきの縫わないインナーバッグを作りました。
バッグの中に入れると、お財布やスマホなどの荷物を整列して入れられて、本革の蓋の開け閉めが、ファスナーと違ってワンタッチで便利です。
リング金具の重さで自然と蓋が下向きに閉まり、蓋を開ける時もリング金具を持つと扱いやすいです。
お好みで、蓋の内側にスナップやマグネットをつけることもできますが、インナーバッグとして使うには、なくても大丈夫な感じです。
インナーバッグだけ出して持っても、クラッチバッグにもなり、とっても使いやすくて気に入っています。
本体は、バスクのラミネート生地を使いました。
最近のアトリエレッスンでは、この縫わないインナークラッチバッグや、以前にご紹介しました
などが人気で、皆さん作ってくださっています。

小さめの縫わないショルダーバッグを作りました。
形が自然にシェイプするように、接着芯を使わずに表布と裏布のみで作っています。
中を空けるとこのような感じになっています。
バッグの中には、ナイロンの布1枚で作った簡単なインナーバッグを入れています。

インナーバッグは、シンプルな袋状の形のものを2つに折って使います。

広げるとこのようになっています。

インナーバッグの中には、お財布などのほかに、やはりナイロンの布1枚で作ったファスナーポーチも入れています。
このポーチは、通帳やお薬手帳入れにぴったりのサイズです。

ナイロンの布は、軽くてかさばらなくて、また、生地の表面もいたみ難いので、とても使いやすいです。
最初にこのショルダーバッグを作った時に、中にナイロンのレインコートについてきたレインコート入れのファスナーポーチが、お財布など入れるのにぴったりだったので、インナーバッグ代わりに使ってみました。
それが、あまりに軽くて使いやすいので、その後、自分でもナイロンで作ってみました。
ファスナーでの開け閉めよりも簡単にできる2つ折りのタイプにしてみました。スナップもつけています。
最近のアトリエレッスンでは、早速皆さんこのショルダーバッグを選んで作り始めてくださっています。

月に1回 2時間 or 3時間コース
My Books:

針と糸なしでできる「縫わないバッグと小物」の本 河出書房新社刊
著者 Toko
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以前にランチョンマットを作った時は、1mm厚さのカルトン(ボール紙)に壁紙を貼っていました。
(以前にブログで紹介しましたページはこちら↓です。)
今回は、いつも縫わないバッグに使っているシール接着芯(スライサー)にバスクのラミネートを貼って作ってみました。
シール接着芯はカルトン(ボール紙)よりもかなり軽いので、ランチョンマットの出し入れが気軽にできる気がして、質感もなかなかいいです。
ラミネートなので水や油をはじくので、布よりも気楽に使えます。
シール接着芯(スライサー)は、全面シールなのでラミネートや生地を貼るのにのりやボンドが必要なく、ランチョンマット作りにも向いているようで、とてもきれいに簡単に貼れます。
スライサーは厚さが色々ありますが、ランチョンマットの場合は、お好みで0.6mm~1mmくらいが向いているようです。(試しに色々な厚さで作ったら、0.4mm厚だと少し薄すぎるようです。)
ランチョンマットの作り方は、
作りたい大きさにシール接着芯をカッターと定規を使ってカット
→シールの紙をはがしてラミネート生地を貼る。
→接着芯の外側のラミネート裏面に4辺とも1.5cm幅の両面テープを貼り、
→両面テープの外側でラミネート生地をカット。(のりしろが各辺1.5cmできます。)
→両面テープをはがして折り返して貼ります。
(四隅の角の処理は、一般的なカルトナージュと同じ)
ランチョンマットの裏側にも製本クロス、スキバルテックス、壁紙などを貼ろうとしてシール接着芯の裏面にのりやボンドをつけると、接着芯にゆがみが出るので要注意。
裏面は何も貼らないか、裏面に貼る壁紙やスキバルテックスの裏側周囲に両面テープをつけてから貼る方が表面の仕上がりがきれいです。
という感じで、すごく簡単に日常にちょっと使えるものを作るのも楽しいものです。
*お知らせ
定期クラスの皆様へ
メンバー専用サイトに連絡事項を載せましたので、ご確認をよろしくお願いします。

A6のリングメモ帳カバーのご希望をいただいたので、作ってみたものです。
文庫本と同じサイズの小さなメモ帳です。
以前は手帳カバーを1mm厚のボール紙を入れて作っていましたが、今回はボール紙を使わず、いつものシール接着芯(スライサー)に生地を貼って作りました。
ボールかみで作るよりも軽くて扱いやすい感じです。
生地は汚れにくいナイロンを使いました。

カラーゴムをハトメ金具で留めて閉じるようになっています。
ゴムを縦につけるものと横につけるものの2種類を、お好みで選べるように作ってみました。
(縦につけた方は、メモ帳カバーを裏側から見た写真です。)

中のポケットの形も2種類。

直径7mmのSIERRAのボールペンだと、メモ帳のリングの中にペンが収納できます。
お正月明けから体調を崩し、数日寝込んでしまい、ようやく復帰しました。
いつもほとんど風邪もひくことなく丈夫な身体のつもりが、久しぶりに健康の大切さを痛感。

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生徒さんからのリクエストで、ダブルファスナーの縫わないサコッシュバッグを作ってみました。
ファスナーをしめると、このような感じに。

スマホなどが立てて入れられるように、中央内側にポケットをつけるといいのだけれど、すでにバッグが3重だからポケットをつけると厚くなるし大変かもと考えてふと思いついたのが、3cm太さのベルトで固定する方法。
入れたいものに合わせてベルトをカシメで留めて仕切り、スマホとペンとパスケースを入れてみたら、とても出し入れしやすくて、嬉しくなりました。
今後は薄いバッグには、ポケットをつける代わりにベルトの仕切りをつけるのが、作るのも簡単だし使いやすくていいようです。

マチなしの薄いバッグは、トートバッグやリュックなどにバッグインバッグとして入れるのも便利と聞きました。
ベルトはナスカン留めなので短めのにも自由に交換可能なので、バッグインバッグやIpad miniケースなどにも活躍できそうです。
今回作った長い肩ベルトは、他のバッグに使ったり、自転車に乗る時は短めにしたりと少し長さを変えられるように、クダ美錠の金具をつけて作りました。




写真右のBook形お道具ケースと同じ生地ですが、柄の違う部分を使っています。
道具類はお道具ケースに収まっているので、あとはこの両面テープケースがあれば、縫わないシリーズの制作にいつでも入れます。
レッスンでは、両面テープは強力タイプの1cm幅と1.5cm幅、普通タイプの5mm幅を持ってきてもらうようにしていましたが、最近は5mm幅はキャンドルティッシュボックスを作る時にのみ必要で、通常の持ち物としては強力タイプの両面テープの1cm幅と1.5cm幅の2つがあればいい感じになってきました。
それで、このケースも1cm幅と1.5cm幅の両面テープ2つがちょうど入る大きさに作りました。
接着芯で四角く形作っているので、軽くて持ち運びにも向いている感じです。
蓋ベルト部分は、本革をカットして作っています。